取りすぎ注意な「トランス脂肪酸」

ニューヨークのレストランから消えたマーガリン?! 原因は、このマーガリンや調理油に含まれている「トランス脂肪酸」。 心臓病を引き起こす原因になるそうなのです。 健康追求マニアな私としては、読み捨てできない情報です。




トランス脂肪酸摂取による心筋梗塞発生リスクの割合は、1日の食事で摂取した総エネルギー量(カロリー)に占めるトランス脂肪酸の割合が2.8%に達すると、1.3%の人より心筋梗塞の発症リスクが3~4割上昇することが分かった。

1日の摂取カロリー量にもよるが、マーガリンだと20g強フライドポテトだと約50g食べると、トランス脂肪酸の割合が1%になるという。

日経新聞 2006年7月16日 「健康」 SUNDAY NIKKEI α より。


まず、

トランス脂肪酸とは?:

1.不飽和脂肪酸と呼ぶ油脂成分の一種
2.原料の油に水素を加えて固めるときに発生する(マーガリンの場合)
3.血液中の悪玉コレステロール濃度を上昇させる
4.善玉コレステロールを低下させる
          ↓
    動脈硬化による心筋梗塞の原因になるとされる


トランス脂肪酸を含む食品例:

1.マーガリン・ショートニング
2.パン
3.ケーキ・ドーナツ
4.牛肉・羊肉などの脂身
5.牛乳・バター・チーズ
6.フライドポテト・ポテトチップ・クッキーなど。


心筋梗塞のリスクを高める、主な原因

1.喫煙  2.高血圧  3.糖尿病


この世間的に広く知られている「心筋梗塞のリスクを高める主要3大原因」と、トランス脂肪酸摂取過多による影響を比べると、それほど、今すぐ大騒ぎする必要があるほど、大きなリスク要因ではないようで、ひとまず、胸を撫で下ろす。

なぜなら、一例を挙げると、日本では、毎日3食の主食をパンとマーガリンがほとんどという食生活は、あまり有り得ることではないし、お菓子類も、ケーキ、クッキーという洋菓子だけではなく、和菓子もある。 

今回の例に挙がっているアメリカに比べると、選択肢も広く、多く、トランス脂肪酸攻めに会う可能性は、少なめの、有難い環境で、今のところ在り得るからだ。

さらに、マーガリンを例に挙げると、製造過程の違いが、トランス脂肪酸含有量の違いを生むようで、この影響も見逃せない要因である。

油に水素を加えて固まり易くした硬化油のみで作るアメリカに比べ、日本のマーガリンは、液体の植物油などを混ぜて作るため、脂肪酸の含有比率は少ないそうだが、総エネルギーの2%を超えると、さすがに健康を害する悪影響が高まるようだ。



「トランス脂肪酸は摂取するほど健康リスクが高まる。 体に良いことは何一つない」
- 国立健康・栄養研究所の江崎修・基礎栄養プログラムリーダー


・米国では、今年1月から、全ての加工食品でトランス脂肪酸の含有量を表示することを義務付け

前出の新聞記事より抜粋・引用



日本では食品成分表にさえトランス脂肪酸の記載がなく、データーを集めたくても、そのための疫学調査もできない状態だそうだ!

何という遅れ方なんだろう。 

いつ、どんな高級なレストランを訪ねても、「何ですか?この塩辛いだけの、大雑把な味付けは!」 「カロリーや量が多いだけじゃなくて、本当に味わいのある、美味しい料理を知ってますか?」「医食同源という言葉は存在しないんですよね?おたくの国では」と問いたくなるような、あの、「食」に関してはかなり劣っていると思う(私個人的にですが)アメリカでさえ、取り掛かっていることなのに。

最近にわかに、政府も各自治体も、「食育」ということを言い始めて、動き出しているようですが、BSEのことといい、このトランス脂肪酸のことといい、あまりにも後手に回りすぎているような気がする。 本当に真剣に、国民に安全な食生活を確保し、提供する義務があるということを、理解しているのだろうか?と思ってしまう。 

いろいろとシガラミや利害関係があるのは分かりますが、やはり、健康な国民あっての自治体・政府・国、公務員・お役人なんではないですか? 


健康で無駄な医療費もかからず、ガンガン・楽しく、いくつになっても、もしかすると死ぬ直前まで心身ともに働く老人・成人・若者が溢れれば、一人一人の納税額は抑えることができた上に、トータル的に見れば、政府が欲しくて欲しくて仕方のない税収も上がるってもんではないでしょうか? 


少し、「的」が外れたかもしれないので、軌道修正を(^^ゞ


今のところ、日本では何の規制も情報提示もないようですので、自分たち自身で、注意していかなくてはいけない、トランス脂肪酸。


単なる油のお話というだけではなく、この記事を読み、理解を深めながら、
国民・消費者全員が、あらゆることに関して意識を高く持ち、考え、選択していかなくてはいけないのだと、改めて感じました。


トランス脂肪酸について、もっと知りたい方は:
日本生協連、トランス脂肪酸についてのQ&A
トランス脂肪酸に対する政府の見解 食品安全委員会の報告書


参考になる書物:
家庭でできる食品添加物・農薬を落とす方法―食材の選び方、下ごしらえ、食べ方の工夫まで

食品の裏側―みんな大好きな食品添加物

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック