医師免許更新制度と評価制度
昨日の日本テレビの番組、「太田総理と秘書田中。あなたを幸せにする…日本列島改造討論SP」で、激しく賛同できる!と思った法案。
医師免許更新制度の提案内容:
1.自動車運転免許のように、5年ごとに医師も医師免許更新のため、試験を受ける。合格点に達した人のみ、医師免許を更新してもらえる。
2.さらに、その更新回数によって、何段階かに分けた階級の称号を得ることができる。その称号はシルバー、ゴールド、紫など色分けした証明書のようなものを発行することにより、誰もが各医師のレベルを判断することができる。
といった内容の法案であった。 結果は『賛成13:反対11』で可決! 番組から実際に、国会へ提案することになるようだ。
この法案を提案した芸能人は、奈美悦子さん。
ご自身の辛い体験をもとに、この法案を思いつかれたという。 ビデオで詳細の再現フィルムが流れ、病名も紹介されたが、聞きなれない難しい病名だったので、残念ながら覚えきれなかった。 うろ覚えながら病状を記載すると、腸に何らかの原因で入った細菌が原因で、体中に発疹や激痛の症状が出て、骨も変形したり、関節痛を併発する場合もあり、400人に1人程度の発症率で、少し前までは原因不明で完治不可能と思われていた病気だと説明されていたと記憶している。
珍しいと言える病気だったため、正しい診断と処置ができる医師や病院に、なかなか出会えず、結局、ご自分でネットで調べて、やっと病名や適切な処置をしてもらえる医師に出会えたというような内容だった。
私はまだ、こいういう経験を幸いにも、したことはないが、誰にでも起こりうる「ひとごと」では済まされないことだなと思った瞬間、
◎「なぜ人の命を扱う医師に免許更新制度がないのだろう」
◎「医師免許国家試験には合格したが、臨床・診断での技術面だけでなく、人間性の面でも、医師として不適切な人も出てくるでしょう?」
◎「医大を出て、試験に合格して医師免許を得てインターン期間を終えただけで、その後一生、本人が廃業する意思を持つまで、一度も知識・技量・資質などを問われたり、査察されたりすることなく続けていけるほど、医師という職業は簡単(容易)な仕事なのだろうか」
と、疑問が沸いて来た。
診断や処置を誤ると、そこで途絶えなくても良かった命を奪う可能性が高い。 逆に判断や処置が正しければ、そこで途絶えてしまうかもしれなかった命を救うことができる可能性が高い、医師という職業こそ、免許更新制度が必要なのではないだろうか?
それによって
1.常に進化している医療の技術 2.処方する薬の種類と副作用の有無や扱い方 3.次々に判明される原因不明・治療不可能と思われていた病気についての情報と対処方法 4.鳥インフルエンザ、西ナイル病など、治療方法や確実に効く薬などがはっきりと確立されていない病気 5.これからも続々と出現してくるかもしれない、人類がこれまで経験したこともないような新しいウィルスや伝染病…など、
本来ならば全ての医師が等しく(同レベルで)アップデートしていかなくてはいけない貴重な新しい知識と処置技術を全国レベルで高めることができるのではないだろうか。
現在取調べ中の、奈良県田原本の医師家族殺人事件容疑で逮捕された長男が、医師である父親のことを 「医師である父を尊敬し、その医師に自分もなりたいと思っていた」というように、医師という職業は、誰から見ても、人の命を救ったり、病や怪我を治したりすることができる、とても貴重で重要な職業だと思う。
だからこそ、皆が心から、そう思い、何の疑いもなく信頼でき、尊敬できる医師が一人でも多くいて欲しい。 そのためにも、その信頼できる医師の判断基準をハッキリと、できれば医師側みずから、確立するようになってもらえたら、安心して病院に行けるのにと思う。
患者側からの利点だけでなく、
そういう制度があれば、「優秀で、意欲や義務感、医師としての責任感に燃え、日々の診療を誠意をもって確実にこなしているであろう、多くの優良な医師」が正しく評価され、報われるのではないでしょうか。
試験をしたり、免許更新制度・評価制度を作るということだけが、現在の医療制度全体をより良くするための手段だとは思わない。 それらに加えて、医師の人間性やモラルを高める心の教育も、頭脳と同じようなレベルで実施していくことが不可欠であるが、太田総理が番組内で述べていたように、これは日本の教育を根本から変えるという壮大な計画が必要なものであるから、なかなかすぐにはできないことだろうと思う。
免許更新制度や評価制度なら、こちらも今日明日すぐにできることではないが、少なくとも医師の専門性を問い、高める行為であるから、心の教育よりも、より実施しやすいのではないだろうか。 それに、いくら心の教育が仮に完璧であっても、専門的知識や技術がお粗末、最新状態にアップデートされていないとしたら、やはり、そういうプロフェッショナルでない医師は不要であると個人的に思うので。 医師は超・プロフェッショナルな職業(であるべき)と認識している私としては。
実際に国会で、この法案が可決される日が来ることを楽しみに、それまで出来るだけ病気にはならないように、予防に力を注ぎたいと思います! 私が元気で生きている間に、ぜひ、可決してくださいませ!
できれば、病気になってしまってからメスを入れたり、薬を投与したりという後始末的・後手に回る処置・治療中心の医療よりも、病気にならない体や環境を作る「予防医学」により重点が置かれる、医療制度になればいいのになぁと思う。
『病気知らずの心身共に健康で明るい老人と若者』が溢れる日本になれば、結果的に国力も上がるというものではないでしょうか…と思うのであります。
医師免許更新制度の提案内容:
1.自動車運転免許のように、5年ごとに医師も医師免許更新のため、試験を受ける。合格点に達した人のみ、医師免許を更新してもらえる。
2.さらに、その更新回数によって、何段階かに分けた階級の称号を得ることができる。その称号はシルバー、ゴールド、紫など色分けした証明書のようなものを発行することにより、誰もが各医師のレベルを判断することができる。
といった内容の法案であった。 結果は『賛成13:反対11』で可決! 番組から実際に、国会へ提案することになるようだ。
この法案を提案した芸能人は、奈美悦子さん。
ご自身の辛い体験をもとに、この法案を思いつかれたという。 ビデオで詳細の再現フィルムが流れ、病名も紹介されたが、聞きなれない難しい病名だったので、残念ながら覚えきれなかった。 うろ覚えながら病状を記載すると、腸に何らかの原因で入った細菌が原因で、体中に発疹や激痛の症状が出て、骨も変形したり、関節痛を併発する場合もあり、400人に1人程度の発症率で、少し前までは原因不明で完治不可能と思われていた病気だと説明されていたと記憶している。
珍しいと言える病気だったため、正しい診断と処置ができる医師や病院に、なかなか出会えず、結局、ご自分でネットで調べて、やっと病名や適切な処置をしてもらえる医師に出会えたというような内容だった。
私はまだ、こいういう経験を幸いにも、したことはないが、誰にでも起こりうる「ひとごと」では済まされないことだなと思った瞬間、
◎「なぜ人の命を扱う医師に免許更新制度がないのだろう」
◎「医師免許国家試験には合格したが、臨床・診断での技術面だけでなく、人間性の面でも、医師として不適切な人も出てくるでしょう?」
◎「医大を出て、試験に合格して医師免許を得てインターン期間を終えただけで、その後一生、本人が廃業する意思を持つまで、一度も知識・技量・資質などを問われたり、査察されたりすることなく続けていけるほど、医師という職業は簡単(容易)な仕事なのだろうか」
と、疑問が沸いて来た。
診断や処置を誤ると、そこで途絶えなくても良かった命を奪う可能性が高い。 逆に判断や処置が正しければ、そこで途絶えてしまうかもしれなかった命を救うことができる可能性が高い、医師という職業こそ、免許更新制度が必要なのではないだろうか?
それによって
1.常に進化している医療の技術 2.処方する薬の種類と副作用の有無や扱い方 3.次々に判明される原因不明・治療不可能と思われていた病気についての情報と対処方法 4.鳥インフルエンザ、西ナイル病など、治療方法や確実に効く薬などがはっきりと確立されていない病気 5.これからも続々と出現してくるかもしれない、人類がこれまで経験したこともないような新しいウィルスや伝染病…など、
本来ならば全ての医師が等しく(同レベルで)アップデートしていかなくてはいけない貴重な新しい知識と処置技術を全国レベルで高めることができるのではないだろうか。
現在取調べ中の、奈良県田原本の医師家族殺人事件容疑で逮捕された長男が、医師である父親のことを 「医師である父を尊敬し、その医師に自分もなりたいと思っていた」というように、医師という職業は、誰から見ても、人の命を救ったり、病や怪我を治したりすることができる、とても貴重で重要な職業だと思う。
だからこそ、皆が心から、そう思い、何の疑いもなく信頼でき、尊敬できる医師が一人でも多くいて欲しい。 そのためにも、その信頼できる医師の判断基準をハッキリと、できれば医師側みずから、確立するようになってもらえたら、安心して病院に行けるのにと思う。
患者側からの利点だけでなく、
そういう制度があれば、「優秀で、意欲や義務感、医師としての責任感に燃え、日々の診療を誠意をもって確実にこなしているであろう、多くの優良な医師」が正しく評価され、報われるのではないでしょうか。
試験をしたり、免許更新制度・評価制度を作るということだけが、現在の医療制度全体をより良くするための手段だとは思わない。 それらに加えて、医師の人間性やモラルを高める心の教育も、頭脳と同じようなレベルで実施していくことが不可欠であるが、太田総理が番組内で述べていたように、これは日本の教育を根本から変えるという壮大な計画が必要なものであるから、なかなかすぐにはできないことだろうと思う。
免許更新制度や評価制度なら、こちらも今日明日すぐにできることではないが、少なくとも医師の専門性を問い、高める行為であるから、心の教育よりも、より実施しやすいのではないだろうか。 それに、いくら心の教育が仮に完璧であっても、専門的知識や技術がお粗末、最新状態にアップデートされていないとしたら、やはり、そういうプロフェッショナルでない医師は不要であると個人的に思うので。 医師は超・プロフェッショナルな職業(であるべき)と認識している私としては。
実際に国会で、この法案が可決される日が来ることを楽しみに、それまで出来るだけ病気にはならないように、予防に力を注ぎたいと思います! 私が元気で生きている間に、ぜひ、可決してくださいませ!
できれば、病気になってしまってからメスを入れたり、薬を投与したりという後始末的・後手に回る処置・治療中心の医療よりも、病気にならない体や環境を作る「予防医学」により重点が置かれる、医療制度になればいいのになぁと思う。
『病気知らずの心身共に健康で明るい老人と若者』が溢れる日本になれば、結果的に国力も上がるというものではないでしょうか…と思うのであります。
この記事へのコメント
太田はただの阿呆だ
私も太田さんが反対席にいて、あまり説得力のない否定的な意見を述べられていたのには、少しビックリしました。ただの阿保な方かどうかは…わかりませんが。いろいろと自分なりに真剣に考え、自分の持論や意見をお持ちな方だということはわかります。芸能人なので当たり前ですが、お顔や名前(自分の身元)が明らかなのに、テレビではっきりと、ご自身の持論を発言する勇気と覚悟も、おありな方なんだなぁとも思います。
番組では可決だったと記憶しているのですが
http://www.ntv.co.jp/souri/past060623.html#
公式ホームページでは否決になってます。
ちょっと???なので即書きしました。
ほんとですね!早速お知らせ頂いた公式ページ確認してきました。「賛成11:反対10」っていうのは正しく表示されていますが、ハンコ?が否決になってますね。こんなに分かり易い矛盾に気が付かないのでしょうか…。放送から日も経過しているのに。お知らせ、有難うございました!