あなたにとって何が本当に大切か

2011年1月の御正月休みに読んだ本の中で心に残ったフレーズ。

あなたにとて何が本当に大切か

私自身いつも問い続けていることであるけれど、他人の言葉として改めて
目にすると、客観的視点で改めて自分に問いかけるきっかけとなった。


何も行動することなく、グローバルを煽るメディアに流され、多国籍
企業の上顧客となって病んだ社会をみずからつくるよりは、マイ箸や
水筒を持ち、車に乗らずに歩き、肉食から菜食に移行して家庭菜園
を始め、そして自分で情報を集めて現実を正しく把握するほうがずっ
と楽しいのではないだろうか。そう問いかけ続けているだけである。
アングロサクソン資本主義の正体 ―「100%マネー」で日本経済は復活する
東洋経済新報社
ビル・トッテン



マイ箸~のことは、車に乗る以外、常に実行していることではある。
魚介類は時々食するので、完全とはいかないまでも、自然と菜食主義に気が付けばなっていたし、家庭菜園は子供の頃から遊びがてら、お花や色々な植物を愛で、育てることが大好きな母を手伝い(恐らく母にとっては足手まといな泥んこ遊び、ママゴト遊びの域を超えていなかったと確信できるけど…)
栽培・収穫・味わう、それぞれの段階での楽しさを身に付けてもらえたお陰で、社会や環境なんて大げさな観点など全くなくても、ずっと私の人生で当たり前のこととして存在していた行動。

料理好きで料理上手な母のおかけで、私も料理は大好き。
作って食べるところまで!洗い物は嫌いという身勝手さはさておき、自分で作ることができる物は梅干しなどの伝統的保存食のみならず、調味料だって、お菓子だって、パンだって、母を真似て何でもつくり、極力、加工品や加工食品は口にしない徹底ぶりに時にはかなり、自分でも苦笑してしまうこともあるけれど、

それが実は、いいんじゃない!!
So Cool! (なの?!)

更にはそれらの行動が、今後の社会で必要不可欠にな生活態度なのかもしれないと思うと、得たいの知れない高揚感も湧いてくる。

こういう、とても学術的ではない、一個人の私的な生活様式にあてはめて物事をとらえる低レベルな読み方をしている読者がいることを、著者は嘆かわしく思われるかもしれないが、「個々人の地道な行動が世界に多様さや豊かさを取り戻す」という著者のお言葉に、若干救われる。

個々人の地道な行動や意識、意識の変革→勝手な思い込みも含めて、と都合よく解釈すれば、の話だが。

いずれにせよ、これからの世界が、とり急ぎ日本だけでも、早急に目指すべき社会のスタイルは以下の著者の言葉どおりであると、私も激しく賛同いたします。 個人の微力な行動、これからも続けたいと思います。


グローバルからローカルへ

経済をグローバルからローカルにシフトしなければならない。
少数の大企業、多国籍企業から、経済を地元企業の手に取り戻す
のである。特に食糧は誰でも毎日必要である。それを「地産地消」
にすれば、社会や環境にすぐに大きな影響が出るであろう。
(中略)
なによりローカルでつくられたものは新鮮で栄養価も高いし、
保存料や添加物も少なく健康に良いだろう。
特定企業による食料支配が阻止できれば、先進国のために穀物を
つくっている貧しい国も自分たちの食べ物をつくることができ、
世界規模で飢餓も減るだろう。

もちろん、これらの草の根的な活動を成功させるためには国家、
国際レベルでの政策転換は必要だが、まずは家庭菜園や地元で
取れた作物を購入するといった個々人の地道な行動が、世界に多様さや豊かさを取り戻し、真の持続可能なコミュニティの実現につながるのだ

多国籍企業や大企業の利益ではなく、国民の幸福や健康に焦点をあてていけば、私たちは、もっとゆったりとした、地産地消の経済を築いていくことができるだろう。それは、いまほどは物質的に色々なものがない経済かもしれない。だが、生きていく上で必要なものを地元や国内で生産するようになれば、それはこれまでの資本主義とは違う新しい形の経済社会体制となるに違いない。もしかすると、それは日本が江戸時代に達成した高度な循環型社会のようなものかもしれない。


Addithional info:

第一章から第二章は、銀行業務の実態や、そもそもマネーとは何ぞや?という、通貨や紙幣の歴史から、「アングロサクソンの歴史は強奪と詐欺によって成り立っている」・「株式取引の99%」は博打である」などのサブタイトルに表されているように、資本主義成立の歴史、現在のマネーシステム成立の歴史等、既に承知の事実(随分前からオモテに出てきている隠された実態も含めて)再確認することができる。

経済学の講義などで、正統に?学ぶ、正統な(とされている)経済学の歴史や観点・総論...etcで知り得ることと、本来の隠された事実も含めて自分で知ろうとする人には、とても有意義だと思う。
個人的には、まるで正史と隠された正史の、古代日本の歴史認識紛争みたい…と、パラレル認識しながら一気に読み進めた。

第三章から第四章は、アーヴィング・フィッシャーら著名な経済学者が提起した「100%マネー」という概念、実現のためのシナリオ等、では実際にどのように今後のマネーの仕組み、社会の仕組みを作り直していけば良いのか?という実現に至るまでの問題点、解決すべき(100%マネーに対する)反論への反証、トービン税の導入など、「100%マネー」実践への具体的提案がある。

第五章のラスト、「誰のための規制なのか、何のための規制なのか?」を読み、「自由と制限」について自分なりの価値観を改めて再認識・構築しよう!という意欲を持った。


正月早々、この著書によって、とても貴重な個人的思考時間を与えてもらったことに、深く感謝しています。



amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by アングロサクソン資本主義の正体 ―「100%マネー」で日本経済は復活する の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル


ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック