インサイダー取引 No2:事例

数日前に、インサイダー取引について調べたことを簡単に書いた。 さらに具体的に、個人投資家でも取引の違法性を問われる事例 → 「インサイダー取引」、「風説の流布」、「相場操作」という3つの大きな違法取引の代表的ケースを、昨日の日経新聞の記事で見かけたので、自分に理解しやすいように纏め、覚書きにしておきたいと思う。


インサイダー取引

A社とB社が合併するなどという重要な情報を、公表前に:


ケース1. X
A社の役員である夫から聞いた妻がA社株(又はB社株、又は両方の株)を買った。
→ 会社関係者である夫から直接聞いた妻は、『第一情報受領者』となり規制の対象となる。

ケース2. X
A社に勤める友人から直接聞いた自分(A社・B社ともに無関係の立場)がA社株を買った。
→ 自分はA社・B社ともに無関係であっても、A社の社員である友人から直接、公表前の重要な内部情報を得て売買すると、インサイダー取引になる。 もちろん、B社の株を売買しても規制の対象となる。

ケース3. ○
A社の役員の家族から、また聞きした友人がA社株を買った。
→ 友人は会社関係者である役員から直接重要情報を聞いたわけではない。 → 『第一情報受領者』には該当しない。 → めでたく、規制の対象外。

ケース4. X
仕事でコピーを依頼されたA社の派遣社員が、その書類から重要情報を知り、派遣先(A社)の株を買った。
→ 会社関係者の雇用形態は問わない=派遣社員、パート、アルバイトなどの雇用形態に関係なく規制の対象となる。 A社をB社に置き換えても同じこと。


風説の流布

ウソの重要事実を:


ケース1. ○
株仲間の一人に教えて株を買うように勧め、買わせた。
→ 一人に話しただけでは、『風説の流布』には当てはまらない。

ケース2. X
自分のブログや、インターネットの掲示板などに保有株の株価吊り上げを狙って、ウソの重要情報を書き込んだ。 希望どおり株価が上がり、売り抜け、売却益を得た。
→ 私的なブログであっても不特定多数が読めるのであれば、『風説の流布』に当てはまる可能性がある。 書き込むだけでも、、『風説の流布』に当てはまる可能性がある!ということは、売却し、利益確定したりすると、余計にアウトになる可能性大?


相場操作

株価を吊り上げようと、実際に成立させるつもりがない高値の注文を出し、その注文を取り消す行為を繰り返し、他の投資家の売買を誘った。
→ 『見せ玉』と呼ばれる行為にあたり、この行為は証券取引法で禁止されている。



★今日の収穫★

1.雇用形態に関係なく、正社員でなくても、インサイダー取引規制に当てはまるということ。非正社員数が増えた、昨今の雇用形態を考えると、確かに必要な規制対象だと思う。

2.「また聞き」だったら、セーフということ。 何となく、関係者の家族や身内から聞いたりすると、当事者から直接でなくても、危険!と思っていたが、意外だった。 また聞きポジションを常に確保しないといけませんね…なんて。 そう、うまくいかないもんでしょうが、実際は。

3.巨額:のお金をつぎ込んでも買えない信用、覆せない汚名・汚点。 今世間を騒がせている方々のニュースを目にするたびに、このことを思います。 そして、そういう風に身を落とさないためにも、常に自分を律して生きていかなくては! そのためには色々な規則、規制をしっかりと、把握・理解し、常にアップデートしておかなくては!と再認識できたこと。

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