英語脳への切替スイッチ

任天堂DSや川島隆太教授の著作本などで一気に有名になった感がある、「脳のトレーニング」という言葉。 脳を鍛えるということに、社会の大きな関心が向かっているようだ。 「脳をトレーニング」するにも、脳全体の働きをよくするということの他に、色々なトレーニング方法、目的があるようで、「英語脳」を作る・鍛えるということは、その大きな目的の一つになるのかもしれない。 

英語脳とは:英語で会話をする時、日本語→英語ではなく、英語→英語の思考回路でものごとを考えられること。 又は、


英語脳とは、簡単に言えば、「英語を自在に使える脳」のこと。
英語を自在に聞いて話す、「英語の音の回路」を持った脳のことです。

all about『英語が苦手の日本人、真の原因はコレだ!』  ガイド:竹内和弘氏


もう少し具体的には、「話せれば、聞ける」「聞ければ、話せる」ということだそうだ。

なるほど、そういえば日々の殆どを英語で会話をしたり、英文の資料、本などを読みながら思考した後、日本語ですぐに、上手く説明できないことがある。英語を英語のまま脳内でイメージし続けていると…そう、思考(言語?)回路を英語から日本語へとつなぎかえる(スイッチする)という作業が必要になるのかもしれない。

まさに、その脳内での「英語脳」へのスイッチを、ロンドン大学と京大グループが発見したそうだ。 バイリンガルな方の脳の活動を、機能的磁気共鳴断層撮影(fMRI)というもので調べた結果、大脳奥にある尾状核という場所の左側が活発に働くのを確認できたそう。

前出の竹内氏は記事の中で、
左側頭葉の聴覚野(ウェルニッケ野)に日本語とは、別に英語を聞いて理解できる音の回路が出来ているかどうかという違いによることが分かります。

と指摘されていた。この記事は2003年7月3日に書かれたもの。 その当時で既に、「脳の左側に英語を理解する音の回路ができているかどうかが問題になる」という確認ができていたようなので、それからさらに詳しい部位が、3年の年月を経て特定できたということだろうか。


福山秀直京都大学教授のお話によると、現段階で考えられることは、こういうことらしい。

この尾状核は「英語脳」と「日本語脳」を切り替えるスイッチ役ではないか。ここが十分に成熟してから語学を学べば使い分けが上手くできるようになるかも知れない

朝日新聞 記事内より抜粋


この尾状核が、いつ頃からうまく機能するのかなどは今後の研究課題だそうで、解明されれば例えば、子供の英語教育を始めるのに適切な時期もわかる!というわけで、文部科学省も英語教育の制度改正を試行錯誤する必要もなくなり、子供自身も親にとっても、朗報ですね。

これから生まれ育つ子供たちが、大人になるころ、ヘラヘラ笑いながら何でもイエス!を連発する日本人のイメージから、中国人に負けず劣らずのアジアでのGood English Speakers=日本人ということになっているやもしれません! そう願いたいものです。

欧米のみならず、アジアでも、英語を喋ると大抵は、中国人、韓国人、シンガポール人と間違われてばかりで、忘れていた内に秘めたる「日本人としてのアイデンティティ」を、思い起こさざるを得ない少し淋しい経験を持つ者の、希望でもあります。


英語の森に「英語脳刺激ゲーム」コーナーがありました。

英語高速メソッド―ネイティヴ・スピーカーの脳&耳になる!

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